2010年5月9日日曜日

松江城 松江郷土館 



岡山を過ぎ、新見を越え、だんだん田んぼや山ばかりの景色になってきたのと同時に強い雨が降り始めました。9時30分の松江到着時には一旦止んだものの、またすぐに激しく降り始めます。天気予報で、「初日は雨」だという事は分かっていたのですが、4月なのに底冷えするような寒さもありやはり観光には辛い状況。それでも、後で旦那に「どこが一番良かった?」と聞くと「お城かな」との返答がある程松江城は印象に残った観光地と言えます。まず、お城の中に井戸や食品の貯蔵庫がある事に驚きました。「城に立てこもる時に備えて」との事だったようですが。天守閣に登る際の木製の急な階段や背の低い天井など、当時の名残があちこちに残っていることは新鮮な感動があります。ただお城の中は大変寒く(夏はきっと涼しいのでしょう。日本の気候風土に合わせてあるのかもしれませんね)当然暖房も何もないので靴下一枚で足下が冷えちょっと辛かったです^^;松江城の隣にある松江郷土館も、お城と対照的な洋風の造りで面白かったです。(写真は城、松江郷土館)その後は小雨になってきたので武家屋敷やお堀の周りを散策したり、月照寺というお寺に足を運んだりして、城下町の風情を楽しみました。良い意味で「観光地化」しておらず、旅気分を味わえる。松江とはそんな街でした。

2010年5月7日金曜日

島根旅行記 初日(サンライズ出雲)



4月26日から30日にかけて島根(松江、安来)を旅してきました。とても濃い良い時間が過ごせたので、これから少しずつ記録しておこうと思います。26日の夜、「サンライズ出雲」に乗って松江に出発!この「サンライズ出雲」ですが、特に「サンライズツイン」という二人部屋はなかなか取れない人気の個室。一ヶ月前の10時きっかりに緑の窓口に並んでかろうじて入手したプラチナチケット!という訳で、この車両を利用する事も旅の大きな楽しみの一つだったのです。列車は22時24分に横浜駅に到着。おやつや飲みもの、朝食を買い込みいざ乗車。室内は木目調の落ち着くインテリアで洒落ていて、隣の車両には大きな窓があるカウンター風のラウンジまであり二人のテンションはMAX!広めの部屋で流れる夜景を眺めながら、寝転んだり買い込んだデザートなどを食べる至福の一時^^ ああ!列車の旅っていいなと強く思った瞬間でありました。列車が富士駅に差し掛かった深夜、旦那は疲れたのか隣で熟睡。しかし私はやはり興奮状態も続き、列車特有の揺れもあるのでまったく眠れず。。そんな時に「??」うっすらと女性の歌声が聞こえる。。最初は気のせいかと思ったのですがやっぱり聞こえる。隣の部屋で誰か歌ってる?気になりだすとどんどん気になり、ますます目が冴えてしまいます。私がもぞもぞ動くので旦那も起きてしまい「何だかヘンな歌が聞こえる」と訴えました。二人で調べた結果、備え付けの小さなラジオから音が漏れていることが判明。このラジオ、音量がダイヤル式になっていてOFFにしてもうっすらと聞こえてしまうんです。しかもその時流れていたのは中高年が好みそうな「昭和の歌謡曲シリーズ^^;」目をつぶって少し意識が遠のいた時に低い男性の声で「オオ〜オオオ〜オオ〜」。。うう気になって仕方ない!それでも何とか、コマ切れの浅い睡眠を取りながらだんだん列車は西の方へ。。だんだんスピードが上がって来る列車の振動に身を任せつつ、まだ見ぬ土地に思いを馳せる夜明けとなるのでした。